茅田新刊!女王まんせー
クラッシュ・ブレイズ 大峡谷のパピヨン (C・NOVELSファンタジア)
- 作者: 茅田砂胡,鈴木理華
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 新書
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ネタバレ配慮一切なし。
以下反転。
といっても字を白くするだけなので、背景を変えた暁には浮き出てくるでしょう。
久々に来たねっっ!!!!!!!
今回は天使sが全く出てこなくって、スカウィ、というか女王女王!!
だれよりも漢前なんじゃないだろうか!
そして
「下がんな、若造」
キングッッ・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!
出番少ないくせになんておいしいところだけ持っていくのでしょう。
ほれる、まじで。
そして普通なダンくん。
今回、いい味出してた。やっぱり「本当に」普通な人と比べると特殊。
いつもは比較対象が悪いんだよね。
当て馬の頭の悪さにはいらだつけど、最後にあんだけへこまされれば大・満・足!
ここでそれをやるのが海賊<ヒーロー>じゃなくて、女王<ヒロイン>だってのがこの作品の魅惑なんじゃないだろうか。
ほんと久々の大満足。
いかんせん、デル戦+スカウィというセルフの二次創作のような離れ業をやってのけた茅田さん。それでも暁で、数巻のシリーズでやっていた分はまだよかった。
ただクラッシュのシリーズにはいってから、1巻で話をまとめようとすると、絶対どっかがたんない!みたいなことになってて満足感が得られなかった。
暁のラストもグダグダだったよね(外伝が外伝じゃない)
主要登場人物(しかもみんな濃い)をいっぺん出そうとする破綻するのだとおもう。
今回みたいに天使(+ゾンビ)サイド、怪獣夫婦サイドで分けて書くか、
全員出すのならシリーズ、せめて上下にすべきだと思う。
なにはともあれ、今回は大満足。
キャラクターの人外具合と、軽快なノリが楽しいところ。
次はキングが大暴れかなぁ。ダイアンもがんばれー