機嫌激悪。
この年になって、飯くうくわないで、何ゆえ親にしかられなければならぬのか。
こちとら第一志望の企業の選考におっこちてへこんでるちゅうのに、朝っぱらからしかられた。私がわがままなのか。
心配するのか、ほっとくのかどっちかにして欲しい。
気まぐれに心配されても対応のしようがない。
- 作者: 紅玉いづき,磯野宏夫
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2007/02/10
- メディア: 文庫
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「ツンデレ」
読み終わって納得。確かにツンデレだわ。
story
ずたぼろになった女の子が夜の王(魔物の王)のところにいって「食べて」と懇願する。人の王は魔物の王を討伐しようとする。
なかなかえぐいとこもあって、本筋と関係ないところはできるだけ語らないというかんじで、外伝がいくらでもかけそうな・・・(笑)
物足りないとこもあるけど、この手の主人公にひっじょーに弱い私としては涙。
最近涙もろくなって困る。新聞記事読んでても泣けるからな、ふつうに。
ちなみに解説は有川浩(↓)。
- 作者: 有川浩
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途中が鬱で・・・ガキがむかついてしょうがなかった。
なんてたって人くうからな、今回の襲撃者はかわいげがない。白鯨(注:「空の中」にでてきた巨大生物)はかわいかったのに・・・。
今回、主人公は海自なんだけど、がんばってるのは機動隊のみなさま。滝野さんがかっこいい。
「なら何故にはじめから出さない!」最後に近いところでの台詞。
思いっきりにSFでほんとにザリガニが襲ってきたらどうしようと思うのは阿呆らしいかもしれないけど、この人の描写力からすると、危機的状況に陥ったとき、政府の対応ってこんなんなどろうなぁと思わせてしまう。
ああ、あとビンタが最高でした(笑)
「クジラの彼」に主人公たちのその後の話がはいっているそうなので、ぜひ読みたいところです。