復活の地

復活の地 2 (ハヤカワ文庫 JA)

復活の地 2 (ハヤカワ文庫 JA)

復活の地〈3〉 (ハヤカワ文庫JA)

復活の地〈3〉 (ハヤカワ文庫JA)

嗚呼・・・ちきしょうっ・・・
すごいよかったんですけど――ッッ!!
1巻は読むのがたいへんだなぁってかんじだったんですが、2巻から帝都に住む人々自体にスポットがあてらます。そしてスミルは自分の意志を強め、政府・皇室・復興院の対立が浮き彫りに。そうこうしているうちに公表すれば帝都を揺るがす真実が明らかに・・・!3巻からはもう一人一人が頑張っているという感じ。すきだぁ。こういうの。性善説だとか奇麗事だとかいうひともいるけど、いいじゃん、お話の中ぐらい。星外の列強との綱引き。かわりゆく情勢。そして再び天災が帝都を襲う時。
セイオとスミルは、最終巻出番少ないです。でも要所できめてくれて存在感はばっちし。一巻の時きらいだったシンルージ。でも三巻で生きていてよかったおもいました。
災害が起こったとき、人は何を考え、かんじ、どう行動するか。細かい描写が、はじめはあまりに長く感じられうざかったのですが、後半になるとその思いは消えました。
ああ、その後が気になる…(同人病)