明日は応急

チビ竜と魔法の実―シノダ!
チビ竜と魔法の実―シノダ!
富安陽子


母さんの東京土産(げふ)
久々に富安さんの作品を読みました♪
キツネ山の夏休み (ジョイ・ストリート)は小学校5年の課題図書でした。
キツネ大好きです。
まず挿絵でハートを射抜かれました(笑)

キツネ!じいちゃん!キツネ!しっぽふさふさvvv

みたいな(爆)
キツネと人間の間に生まれたきょうだい三人の話。
変わった人ばっかりのキツネの親戚。
団地の住人とのご近所付き合いも大変。
そんなある日シノダ家に飛び込んできたのは・・・!?


この部分をもう少し!っていうところがありましたが、
次巻への伏線だということにしときます。
さらりと読めるコミカルなお話。


決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)
決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)
アーサー・C・クラーク


ちなみに私、この映画を見た事無いです。
最近で原作を先に読む人って珍しいのかも。


いまや過去になってしまった時が未来だったころに書かれた過去の作品。
でも全く古さは感じられない。
それがあって当然で、過ぎ去った過去に、私の知らないところでそんなことがあったのかと思われる。
私みたいなのがコレを下手に語ると専門者から怒られそう(笑)
続くんですね、コレ。
確かに不思議な終り方で、象徴的です。
でもこれはこれであるべき終局なのだろうなと思います。


不安な童話 (新潮文庫)
不安な童話 (新潮文庫)
恩田陸


ホラーよりのミステリー。
やわらかい布が後ろからかけられるような、
もしくは底がどこにあるか分からない水の中にじんわり沈んでいくような怖さ。
ハイ、意味不明でスミマセン;;
各章のタイトルも象徴的で、全て読み終えてからみるとまた繰り返すようなそんなかんじ。
「生まれ変わり」とは一体何か。
アノ人がすごい怖い。
絵。童話。黄バラ。海。ハサミ。
その先は?