毎日が筋肉痛。

この日々襲われる疲労、それにともなう眠気をどうしてくれようか。
キーボード打つのにも腕がピキピキするんですが。



鏡の中は日曜日 (講談社文庫)

鏡の中は日曜日 (講談社文庫)

殊能さんはやっぱり好きだとハサミ男再読後に読了。
この返して返してひっくり返す感じがたまりません。
一瞬、理解が追いつかなくて混乱するけどね!
後ろの短編はいまひとつ、かな。


トリックスターズC〈PART1〉 (電撃文庫)

トリックスターズC〈PART1〉 (電撃文庫)

トリックスターズC〈PART2〉 (電撃文庫)

トリックスターズC〈PART2〉 (電撃文庫)

トリックスターズ
C=copycat;模倣犯
トリスタの評価を押し上げた「D」から始まった城翠大学学園祭がついに終了する。
私はこの話を普通の人ががんばる話だと思った。
いや、実行委員の人たちよすぎでしょうよ。
ネタとしては物足りない感もあるが、第一部完としてはよかったんじゃないだろうか。
それにしても一冊目が一冊目だけに、主人公のビジュアルが前面に出てくると戸惑う。


産む・産まない・産めない (講談社現代新書)

産む・産まない・産めない (講談社現代新書)

これを検索したら非常に似たタイトルの本が出てきて、ちょっと気になったり。
全体として懐古趣味なところがあるけど、現在のお産の状況を啓発するいい本だと思う。
産みたいと思っても、今は産めないから、避妊するけど、だからといって将来産めるとは限らない。
女性、もとい現代日本人の生活スタイルが多種多様になっていく中で、旧来のお産を固持することは難しいように思う。一度おぼえてしまった近代医療に支えられたお産を捨てることは容易ではない。また「産まない」「産めない」といった声を肯定していかないといけない。それも選択肢であり、決して人生の落伍者にはなりえないということを。自分で産めたらいいけど、もっと養子をとりやすくしたらどうだろう。両親が二組いてもいいじゃない。ただそれが商売にならないように監視する必要があるが。女性は子どもを産む機械じゃないし、子どもは親の世間体や利益のために生まれてくるのではない。親は子どもに会いたいと思って、子どもは親に愛されるために生まれてきて欲しい。それはキレイごとだけど、そうあって欲しいと思う。