あいも(以下省略)

はやいもので、もう6月である。
大学生活・・・学割が使えるのもあと10ヶ月(そこかよ)
正社員で金を稼ぐのが楽しみのような、どうでもいいような。
そんな明日は内定者懇親会。
まぁ、気合はいれていこう。



黄昏の百合の骨 (講談社文庫)

黄昏の百合の骨 (講談社文庫)

恩田陸の三月のシリーズもの。麦の穂の理瀬がでずっぱり。
といっても、麦の穂の話がすでにうろ覚えだからヨハンが誰かわからない。
少年の淡い片思いだとか、
少女の狂おしいほどの思いだとか、
青年の置いていかれることへの寂寥感だとか、
最後まで隠された殺意だとか、
読み応えのある作品でした。
しかしラスト近く、あの言葉を理瀬がはっきり使うとは。
噴出してしまったよ。


理由 (新潮文庫)

理由 (新潮文庫)

理由。
どうして、なぜ、〜〜〜〜であったから。
細切れでつづられていく、事件の全貌。
記者が事件解決後しばらくたってからインタビューしていくという目線で話は進む。
この話が組み合わさって、少しずつわかっていくところが好きだ。
事件の本筋とは関係ないところで関係者の思いが第三者の目線を通すと違ってて、本人がそれは違うと否定していく様がリアルティにあふれていておもしろかった。


赤い夢の迷宮 (講談社ノベルス)

赤い夢の迷宮 (講談社ノベルス)

勇嶺先生が書いたんじゃなきゃ投げてるかも(苦笑)
うーん、なんだろ。トリックとか、館のこととか、そういうことではなく、赤い夢を感じたというか。
言語化するのが難しい不安感。
赤い夢の中では綺麗ごとがきれいごとのままにラッピングされて飾られて・・・汚されていく。
現実と夢の境目はどこにあるのか、それをあなたは規定することができるのか。
ふと考えることがある。
この世界は箱庭で私という個人はただ単なる通行人にすぎないんじゃないかって。
その日考えたことが夢に現れうなされるように、
夢の中で悪夢から目覚めるように。
考えている以上に境界線はあやふやなのではないだろうか。


貴陽に帰ってきた秀麗。只今謹慎中。
いやーあの子がかわいかった!登場人物がわかんないよ。
伯明の株が私の中であがったかな?


5月はこれにて打ち止め。
さぁ勉強しろ!
貸倒がわかんないよ・・・決算なんて・・・(しくしく)