2007年5月期

夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女

やっぱりこれかなと。
森見さんの書く、独特な世界。京都を舞台に生きる人々は生き生きしているというか生々しくて、それでも雲の上にいるような浮遊感がある。物語はめまぐるしく展開し、黒髪の乙女の周りだけマイペースな雰囲気が漂う。ノリの良さは抜群。キャラは多いが混同はしない。
こんな笑いが私は好きだ。