欝になった・・・

親切がいっぱい (ハヤカワ文庫JA)

親切がいっぱい (ハヤカワ文庫JA)

泥棒ややくざにも免許が必要になったひとつの世界。突然沸き起こったアパートの立ち退き要求に、住民が会議をおこなう。会議という名の宴会を。そしてそこに迷い込んだ生物が…。
SFはSFらしい。ただとりとめもなく平和な(まぁ、ヤクザあり盗みあり、謎の生命体ありなのだが)日常をかいているかんじで、気づけば終わってました(爆)
なんだかちょっと消化不良。


阿修羅ガール (新潮文庫)

阿修羅ガール (新潮文庫)

久々のマイジョーオータロー。
一回、図書館でかりて、読む時間がなくて返してしまった阿修羅ガール
相変わらずドバドバ人が死に、セックスにあふれてます。
第一部に関しては素直にたのしめた。アイコの心情とかなんかわかるし。よびだしくらって、びびりながら、そのシメにきたやつらの頭に、ニーキックを連発するとことか。どうしようもない恋愛感情とか。同情ってめんどくさいとか。
二部からはなかなかとびぐあいで、「熊の場所」を思い出した。ただ、森の中はマジ怖かった。あれは怖い。あんなのが自分の中にあったら生きてけないよ。
口語体で書き連なれた文章には拒否を持つ人もいるだろうけど、これはなんだか「よまさせる」
そしてこれを読み終わったばかりの私はちょっと鬱。