2冊

幻想運河 (講談社文庫)

幻想運河 (講談社文庫)

「月光ゲーム」に続いて2回目の有栖川有栖
アムステルダムと大阪。
水の都、二つの都市を結ぶ、バラバラ殺人。
そして語られる話。
二本の糸+αってとこ。
途中で二色刷りになったりとか、画面いっぱいの文字とか趣向も凝らされている
「・・・」に頼った構成なので、なんとも言いがたい部分がある。
まぁ、有栖川氏の作品にしては独立しているので、気兼ねすることなく読めるのではないか。


やば。はまるかも。
さわやか青春ラブコメSF?
キャラのたち具合はキャラ萌小説。
イリヤの「保護者一味」の榎本がすきすぎっ。
「本気でまざりに行こうと思った」とか語ってるのがすき。
(一応)主人公の浅羽も不器用な一生懸命さと
本気で不器用な謎の少女イリヤカナ。
園山電波新聞の元締め(?)水前寺もいいキャラです(第一志望はCIA)
こいつら中学生かぁと思いつつ、先に期待。