２冊

覆面作家は二人いる (角川文庫)
北村薫


これ、何年か前にＮＨＫでドラマやっていたやつですよね？
性格が変わって推理する話としか覚えていなかったんですが。
ともさかりえ主演だったのを覚えてますー。
久々に北村薫です。
とても軽快でよみやすかったですね。
何気に気に入ったキャラ、リョースケ兄の優介＆執事の赤沼（笑）
続刊もあって、最終巻が特にいいらしいので楽しみ。



月曜日の水玉模様 (集英社文庫)
加納朋子

• • 月曜日の水玉模様
  • 火曜日の頭痛発熱
  • 水曜日の探偵志願
  • 木曜日の迷子案内
  • 金曜日の目撃証言
  • 土曜日の嫁菜寿司
  • 日曜日の雨天決行

これで三冊目ですが加納朋子さんは好きな作家リストに十分はいってます。
クールなＯＬ・陶子と電車でいつも居眠りしている・萩のコンビ。
ちょっと変則的なホームズ＆ワトソン。
日常の中にふっと湧き上がる謎に、萩が手がかりを加えて、陶子が鮮やかに解く。
重い話題を、殊更深刻にならず、けどさらりと流すわけでもない。
最後の日曜日は、それまでのキャラ達が気に入った読者におくる作家からのプレゼントでしょうか。
ロジックなのにマジックなミステリー。