勉強の本?

会社で働くということ (岩波ジュニア新書)

会社で働くということ (岩波ジュニア新書)

何か変に読みやすいなとおもえば、ジュニア文庫。
真摯によめば、いい本。
いまの子どもが不幸なのは、大人がメディアが夢を見せてくれないこと。
夢をみろって言われても、ちょっとチャンネルを回せば、ちょっとページをクリックすれば汚い現実がみれるから。
今必要なのは、子どもに、人生って捨てたもんじゃないって教えることなんじゃないかな。


90年代最後の、まだまだ非正規雇用に関してはお気楽だった時代のガイド本。
今の時代にとっては意味はなし。


若者と仕事―「学校経由の就職」を超えて

若者と仕事―「学校経由の就職」を超えて

「学校経由の就職」「教育の職業的意義」
全ての原因を前者に求めようとしているところがあまりに無理がありすぎて賛同できない。でも後者に関しては興味深く、今の教育に足りない部分としてたしかにあげられるところだと思う。
中高年のリストラがなんだ。
一番時代のしわ寄せをくらうのは若者だ。
あの不況下の就職氷河期
今も非正規雇用からぬけださない人はどれだけいるんだろう。
ライフスタイルとしてその道を選んだ人はいい。
でも望まずしてそうなった人の逃げ道がないのは問題だ。
今どんどん手をうっていかないと、彼らが中高年になったとき、この国は危ういんじゃないかと思う。
ああ、とっくの昔に危ういか。