すりーぶっくす

慟哭 (創元推理文庫)

慟哭 (創元推理文庫)

連続幼女殺害事件
現代の混沌<カオス>−新興宗教・闇の儀式
二つの物語が並行・交差・そして加速
結末のもとに収束していく。
パワーは感じる。
結末は意外ではないが、読み終わったあとは何故か虚無感を感じる(おもしろくないとかそういうことではなくて)


浅羽の絵がどうも文から受ける印象がちがう。
怒涛の三巻。
「無銭飲食列伝」は見もの。あまりのリアルな描写に笑えないかも(まぁ、でもすさまじすぎるすさまじさに笑える)
そのサイドの”プール掃除”もひそかに好き。
そこから後はほんとに怒涛。
榎本さぁーんっ。
保険医と殴り合い。
つ、続きが・・・っ


スラムオンライン (ハヤカワ文庫 JA (800))

スラムオンライン (ハヤカワ文庫 JA (800))

はまぞうで探すのに「スラムライオン」っとしてたのは秘密(をい)
現実の自分と
バーチャルなテツオ
青い猫を探す自分と
辻斬りを探すテツオ
同じなのに越えられない壁がある


格闘ゲームをほとんどやったことがなく、格闘シーンはほぼよみとばし;;
でも”音”の表現とかおもしろく、登場人物の心情みたいのも等身大でわかりやすかった
オンラインゲームにのめりこんでいたころの自分を思い出しました