そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ クリスティー


小学校からの念願の夢が叶いました!
ずっとタイトルにひかれて読んでみたくて、でもなんとなく敷居が高くて
小学校6年のときにうっかり似たタイトルの「そして五人がいなくなる」を読んではやみねかおるさんのファンも今もずっとやってるとかあったりして(下で触れますが)
ようやっと読めました!!
めちゃくちゃおもしろかった!直球・本場本元・これぞ本格ミステリーです!!
これを読むと現代の意味分からん舞台装置や、言葉遊びに頼ってるミステリーが本格かと疑いたくなります(まぁ、それも好きなんですけどね)
もっと早い時期に出会いたかった。
それこそ小学生のうちに。


笛吹き男とサクセス塾の秘密 ―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
はやみねかおる


ということで、小学校の時からファンをやってるはやみね先生の最新刊です。
夢水清志朗シリーズ10周年おめでとうございます!!
ちょうど私は第三作の「消える総生島」のころから読み出したでしょうか。
まぁ、第一作から順に読んでいるんですが、時期的にはということで。
ちなみに絶版になっているもの以外、著作はコンプしております。


さて、本作。まず分厚い!!(笑)夢水シリーズじゃ一番なんじゃ…。
作品が進むにつれ教授の出番が少なくなってます。
で、三姉妹とレーチが大活躍!
一之瀬匠もしっかり市民権を得てます。ストーカーだけど(笑)
さすがタクミさま!(笑)
この巻で登場し、重要な役割を担った彼らも好きです。
でも三姉妹たちとはそろそろお別れなのかな…。
いつの間にか年齢を追い抜かして、はるかに私は年上になっちゃったけど、寂しいものがあります。ずっと見ていたので。


トリシア、まだまだ修業中! (エンタティーン倶楽部)
トリシア、まだまだ修業中! (エンタティーン倶楽部)
南房秀久


読んでいて、なんか背中がこそばゆいなぁと思っていたら
小学五年生連載作品でした!
道理で(笑)
トリシア先生の方を一度走り読みしたことあるけど、こっちは随分抑えられていますね。
青いふわふわが可愛かったとしか…vv(獣ふぇちめ…っ)


煙か土か食い物 (講談社ノベルス)
煙か土か食い物 (講談社ノベルス)
舞城王太郎


二回目の舞城王太郎です。
相変わらず引きずり込んで走りまわされます。
話のスピード感では一等でしょうね。
まぁ、ネタはそうとうきわいどい気もするけど…。
びっくりしたのはルンババがでてきて、しかも死んでること!(爆)
何しとんねん…(←先に「世界は密室でできている」を読んだ人)
それにしてもこの作者はよっぽどユダヤとかヒトラーとかに思いいれがあるんでしょうか?
ラストには少し感動したけど、うーん、で?という感じでした。


×ゲーム
×ゲーム
山田悠介


「読む?」といわれ、注目して読みたいと思っていた作者だったので借りた本。
正直、どうなんだろこれ?
ひたすら女の人が怖い…はず何だけど、見も毛もよだつほど怖いっちゅーわけじゃないんだよね。
中途半端にグロくて陰湿。
小説の設定にけちつけるのはかなり無意味だと思うんだけど、
父親をなくしていじめられたからって、ああいう思考に走るもんですか?
もうちょい女性側の心理状況を描写してほしかった。
あれじゃあ、男側から見て「怖い女」で終ってる。
一応彼女にも思うところがあったと思うんですが。


水辺のしらべ リダーロイスシリーズ外伝(3) (リダーロイスシリーズ) (コバルト文庫)
水辺のしらべ リダーロイスシリーズ外伝(3) (リダーロイスシリーズ) (コバルト文庫)
榎木洋子


相当このシリーズでは無理をやらかしている私。
ちなみにこの外伝3ですが、絶対ギャグだと思いますvv
レンダルクが可愛すぎ(笑)
ファンサービスな一冊。
個人的には最後数ページの「プレゼント」が最高。
外国どころか異世界の国の王様に娘を嫁に出さなくてはいけなくなったサラリーマンの父親の苦悩(笑)
素敵(爆笑)
挿絵で絶対、レンダルクの銀髪にがんばってはると感じました(笑)


随分長くなりましたが、この辺で!